【チュートリアル】Emby Windows端使用概論

0. 視聴前の注意#

⚠️この Wiki は最初に PornEmby で公開されました。変更がある場合は PornEmby 公式 Wiki の内容を優先してください。

1. ブラウザでの視聴#

⚠️注意：

ブラウザ自体のデコード能力が低いため、「互換性のあるストリームがありません」というメッセージが表示されることがあります。この方法では、スクリプトを使用してローカルプレーヤーを呼び出して視聴する方法のみを紹介します。それ以外の方法でブラウザを使用して Emby サーバーのコンテンツを視聴することは推奨しません。

この方法は Windows プラットフォームでのみテストに成功しています。MacOS についてはプロジェクトのホームページを参照してください。

1.1 環境準備#

以下のツールをインストールする必要があります：

Python 3.10 （Add to pathにチェックを入れる必要があります）
ローカルプレーヤー、例えば MPVnet
Tampermonkey ブラウザプラグイン：Chrome Edge Firefox

1.2 ローカルスクリプトの設定#

スクリプトファイルのダウンロード

embyToLocalPlayer Release ホームページにアクセスして最新バージョンの圧縮ファイルをダウンロードし、解凍します。

設定ファイルの変更

embyToLocalPlayer_config.ini内のプレーヤーのパス、呼び出すプレーヤー、プロキシなどを変更します。以下は一部の変更例です：

[exe]
# 各プレーヤーのパス。不要なものは自由に削除できます。どのプレーヤーを選択するかは次の設定で行います。
mpve = C:\Green\mpvnet\mpvnet.exe

[emby]
# プレーヤーを選択し、上記のプレーヤー名を記入します。例えばmpv。
player = mpve
# 進捗を返すかどうか
update_progress = yes
# 自動で全画面にするか
fullscreen = no

[dev]
# スクリプトのhttpプロキシ、例えばhttp://127.0.0.1:7890。
# OpenClashを使用すると遅くなる可能性があります。原因は不明ですが、CFWや透明プロキシなどを試してみてください。
script_proxy = http://127.0.0.1:7890
# プレーヤーのhttpプロキシ。サポートされているプレーヤーは：mpv、mpv.net、iina。
player_proxy = http://127.0.0.1:7890
# 上記のプロキシはすべて記入することをお勧めします。

スクリプトテストの開始

embyToLocalPlayer_debug.batをダブルクリックし、1: run in consoleを選択します。図のようなメッセージが表示されたら、ローカルスクリプトが正常に起動したことになります **（CMD ウィンドウを閉じないでください！）**

1.3 Tampermonkey スクリプトのインストール#

Greasyfork プロジェクトアドレスにアクセスして Tampermonkey スクリプトをインストールします。

1.4 動画再生テストの実施#

ブラウザでサーバーアドレスを開きます：https://pornemby.club、ユーザー名とパスワードを入力してログインします。
動画を開いて再生すると、回転後にウィンドウが一瞬表示されます。これはスクリプトが「互換性のあるストリームがありません」というメッセージを自動的に閉じたためです。無視してください。
その後、ローカルで設定したプレーヤーが自動的に開き、自動で再生が開始されます（ローカルプレーヤーが mpv、mpvnet または iina の場合、設定ファイル内で設定したプロキシを使用して再生操作が実行されます）。
⚠️注意：
1. このステップで、ウィンドウが一瞬表示された後に設定したプレーヤーが開かない場合は、以下の項目が正しく設定されているか確認してください：呼び出すプレーヤーが絶対パスを提供しているか；非 mpv 系プレーヤーがプレーヤー自体のプロキシを正しく設定しているか。
2. 再生ボタンを何度もクリックしないでください。そうしないと、複数のプレーヤーが同時に再生され、サーバーによってダウンロード行為と見なされ、アカウントが禁止される可能性があります。

1.5 正式な設定で自動起動項目を有効にする#

前のステップに問題がなければ、1.2 ステップで開いた CMD ウィンドウを閉じ、再度embyToLocalPlayer_debug.batを開き、2: run in background and add to startup folderを選択します（ファイアウォールやウイルス対策ソフトからの警告があれば許可してください。このステップでは、スタートアップフォルダに vbs ファイルを配置し、PC 起動時にローカルスクリプトを自動的に起動します）。
close this window manuallyというメッセージが表示されたら、CMD ウィンドウを閉じてください。
1.4 ステップを一度実行し、動画を再生して設定ファイルのテストを行います。再生に問題がなければ、この操作はすべて完了です。

1.6 【オプション】この方法で使用したソフトウェアのアンインストール#

自動起動スクリプトのアンインストール

%APPDATA%\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startupパスに移動します（フォルダのアドレスバーにコピー＆ペーストして Enter を押すだけです）。embyToLocalPlayer.vbsを削除します。
ローカル Python スクリプトの削除

embyToLocalPlayerを解凍したフォルダを見つけ、その中の内容をすべて削除します。
Python の削除

「設定」から Python をアンインストールします。

2. Windows 上での使用#

2.1 Emby Windows クライアントの使用#

⚠️注意：このクライアントは外部プレーヤーを呼び出して再生することをサポートしていますが、操作が複雑なため、上級ユーザーおよび再生品質にこだわるユーザーのみの使用を推奨します。ローカルプレーヤーが Potplayer の場合は、Emby に付属のプレーヤーを使用することをお勧めします。画質は Potplayer よりも優れています。

2.1.1 ダウンロードとインストール#

Emby 学習小秘チャンネルにアクセスし、最新のクライアントをダウンロードしてダブルクリックでインストールします（インストール時にEmby Theaterという名前のクライアントが自動的に作成されますので、自分で作成する必要はありません。インストールが終了すると、自動的にフォルダが開きますので、注意事項をよく読み、後の設定で推奨設定に従ってください）。

2.1.2 サーバーにログイン#

デスクトップの Emby アイコンを開くと、Emby アカウントにログインする必要があるというメッセージは表示されず、直接サーバーを追加を選択できます！
**「ホストアドレス」にhttps://pornemby.clubを入力し、「ポート」に443を入力して「接続」** をクリックしてログイン操作を行います！

2.1.3 Emby の設定#

設定に入る

ログイン後、右上の **「ギア⚙️スタイル」** アイコンをクリックして設定に入ります！
再生設定

このページでは確認してください：
- **「動画」の下の「ローカルネットワーク伝送品質」と「広域ネットワーク伝送品質」を両方とも「メディアソース直接伝送」** に設定します；
字幕設定

このページでは確認してください：
- 「優先字幕言語」をあなたの好みの言語に設定します（一般的にはChinese Simplified、つまり簡体字中国語；またはChinese Traditional、つまり繁体字中国語に設定します）。
動画設定

このページでは、インストールディレクトリ内の **「注意事項」** に従って設定を行ってください。以下は設定の例です：
【オプション】外部プレーヤーの設定

💡 ここでは mpvnet プレーヤーの設定を例にしています。ローカルプレーヤーが Potplayer の場合は、ここで設定しないでください！Potplayer のデコード能力と再生画質は小秘 Emby 内蔵プレーヤーに劣ります。

**「追加」** をクリックし、以下の設定を変更します：
- ** メディアタイプ：** そのまま
- ** パス（メディアタイプの下の空行）：** あなたのプレーヤーの絶対パス、エスケープ文字を入力する必要はありません。
- **「動画ファイル」と「インターネットストリーム」** にチェックを入れます。
- ** コマンドライン引数：** 特別な要求がない場合や何を入力すればよいかわからない場合は、入力しなくても構いません。
- **【重要】：ページを一番下までスクロールし、「保存」** をクリックして、設定を保存してください。
設定例は以下の図の通りです：

💡 保存後の効果：

2.1.4 動画再生#

好きな映画を選んで再生すれば大丈夫です。外部プレーヤーを設定している場合は、再生時に自動的に呼び出されます。

2.2 Terminus Player の使用#

⚠️注意：

このソフトウェアはJellyfin-media-playerを基に改造されています。ウイルス対策ソフトが警告を出した場合は、自分で有害かどうか判断してください。

Windows 10 以上のシステムで実行してください。古いバージョンのシステムでエラーが出た場合は、自分で解決策を探してください。

このソフトウェアは外部プレーヤーを呼び出して再生することができません。必要なユーザーは Emby 小秘クライアントを選択し、上記のチュートリアルに従って設定してください。

2.2.1 ソフトウェアのインストール#

github release ページにアクセスしてインストーラーをダウンロードします。.exeの拡張子が付いたファイルをダウンロードしてください（x86、x64 のファイルが同時にある場合は、ファイル名にx64が含まれているファイルをダウンロードしてください）。
インストーラーを見つけてダブルクリックで実行します。

警告のポップアップが表示された場合は、確認をクリックしてください。
インストール画面でインストールパスやデスクトップショートカットの作成の有無を変更してください。

インストールが完了したら、Launchをクリックしてソフトウェアを起動します。

2.2.2 サーバーにログイン#

Terminus Player を開き、Add Serverをクリックしてサーバーを追加します。
サーバーアドレスを入力します。
アカウントとパスワードを入力してログインします。

2.2.3 プレーヤー設定#

サーバーにログインした後、メイン画面の右上の人のアイコンをクリックして設定画面に入ります。

【重要】言語設定
- 設定ページのDisplayをクリックしてインターフェース設定に入り、Display Language（インターフェース言語）を選択し、Chinese Simplified（簡体字中国語）またはChinese Traditional（繁体字中国語）を選択します。
- ページの一番下までスクロールしてSaveをクリックして設定を保存します。
  
  ⚠️注意：この操作の後、インターフェース言語はリアルタイムで変更されず、ソフトウェアを再起動しないと変更後のスタイルを見ることができません。
字幕設定
- 設定の字幕をクリックして字幕設定に入ります。
- 字幕言語の好みをChinese Simplified（簡体字中国語）またはChinese Traditional（繁体字中国語）に変更し、下の保存をクリックします。
1. 雑多な設定
  - クライアント設定をクリックして雑多な設定メニューに入ります。
  - ChechForUpdates（更新をチェック）をオフにします。この機能は Jellyfin 公式のもので、誤って更新すると Terminus Player の変更部分が上書きされ、Emby リソースの視聴ができなくなる可能性があります。
  - Audio（音声設定）の下のNormalize（音量の正規化）をオフにします。この機能は音が小さい部分を大きくし、音が大きい部分を小さくして音量のバランスを取るためのものですが、動画の静かなシーンで音量を上げると不必要なノイズが発生するため、この機能をオフにする必要があります。

2.2.4 動画再生#

すべての設定が完了したら、好きな動画をクリックして再生します。

3. プロキシ設定#

3.1 【上級】Clash + Proxifier ソリューション#

3.1.1 Proxifier のダウンロードとインストール#

Proxifier 公式サイトにアクセスして最新版をダウンロードし、インストールします（このソフトウェアは中国語に対応していないため、ある程度の英語が理解できることを確認してください）。インストールが成功すると、アクティベーションウィンドウが表示されます。ここではクラック版を提供しませんので、「Proxifier 登録コード」を Google で検索して、図示された位置に入力すればアクティベートできます。

3.1.2 Proxifier の設定#

プロキシサーバーの設定
- Proxifier を開き、**「Profile」 —> 「Proxy Server...」** を選択します。
- Addをクリックしてプロキシサーバーの IP、ポート、認証ユーザー名、パスワードを入力します。以下の図は Clash for Windows の例です。
- Checkをクリックしてプロキシの可用性を確認します。図のようなメッセージが表示されれば、プロキシは利用可能です。その後、OKをクリックして保存します。
- ⚠ 保存後にトラフィックのループが存在するというメッセージが表示された場合は、必ずOKをクリックして自動ルールを追加してください！！！設定が完了したら、その自動ルールを削除できます。
プロキシルールの追加
- **「Profile」 —> 「Proxification Rules..」** を順にクリックします。
- 開いたウィンドウで **Add...** をクリックしてルールを追加します。
- Name欄にルール名（任意の名前）を記入し、Applicationsにプロキシを必要とするソフトウェアを追加し、Actionでプロキシの流れを選択します（複数のプロキシがある場合）。OKをクリックして保存します。
  💡 一部のプレーヤーツールのプロセス名：
  - Emby：emby.theater.exe; electron.exe
  - Terminus Player：QtWebEngineProcess.exe; TerminusPlayer.exe
  - mpvnet：mpvnet.exe
  - PotPlayer：PotPlayerMini64.exe
  - VLC：vlc.exe
  ⚠️注意：このツールはプロセス名をパスを無視してマッチングします。つまり、Terminus Player をプロキシした場合、Windows の原神起動器などのソフトウェアのトラフィックも同様にプロキシされます（プロセス名が QtWebEngineProcess.exe であるため）。
- プレーヤーのプロキシポリシーを追加したら、図のように設定を保持してください。

3.1.3 ドメイン解析ポリシーの設定#

この設定を保持してください。さもなければ、他のソフトウェアのトラフィックが自動的にプロキシされます。

3.1.4 再生テスト#

再生時に Emby とプレーヤーのトラフィックのみが Proxifier に入っていることが確認できれば、設定は正常です。

3.2 【簡易】TUN モード#

このチュートリアルでは Clash Nyanpasu を例にしています。Clash Verge およびその派生ツールも適用されます。他のクライアントについては、自分でチュートリアルを検索してください。

3.2.1 プロキシツールのダウンロード#

Github Releaseから最新のツールをダウンロードします。インストーラー版またはポータブル版を選択してダウンロードしてください。このチュートリアルではポータブル版を例に説明します。

3.2.2 ソフトウェア設定#

管理者モードでClash Nyanpasu.exeを開き、設定メニューに入り、システム設定 —— サービスモードを見つけます。
サービスモードの横にあるアイコンをクリックし、INSTALLをクリックしてインストールします。緑の成功メッセージが表示されたら、サービスモードのスイッチをオンにします。